寛永通寳 『万延小字』 母銭
◽️分類
万延期四文銭類
◽️万延期四文銭類の特徴
・万延元年(1860年)、江戸深川海辺新田で鋳造開始。
・通用銭は鉄銭。
・精鉄銭という名目で銀座兼帯の銭座で鋳造発行された。
・精鉄とあるが、良質の鉄を使用しているという点を強調して、流通促進を図ったと考えられている。
・全国の鉄四文銭に比べて平均して佳良な制作。
輪側や面側に丁寧なヤスリ仕上げが施されているものが多い。
・母銭は黒茶系でやや赤みを帯びているものがほとんど。
◽️万延小字の特徴
・文政小字(背削輪)または安政小字(背削輪)と同一の特徴で、材質が異なるのみ。
参考文献「新寛永通寳図会」
◽️サイズ
・直径 29.20mm
・内径 20.50mm
・厚さ 1.25mm